板倉利男自叙伝 親分と呼ばれた男

「板倉利男自叙伝 親分と呼ばれた男」は板倉会長の自筆原稿と7回に及ぶインタビューをもとに、(株)クナウパブリッシング編集チームが約7万7000字の自叙伝としてまとめたものです。

 戦中・戦後から現在に至る時代背景と郷土史、そして激変の時代を生き抜いた波瀾万丈の人生。自叙伝の構成にあたり、可能な限り歴史的事実の正確な記述を心がけました。参考にした資料は、国立国会図書館の所蔵図書、帯広市史、米国国立公文書館(HP)等、多岐に渡ります。

 また、本書では読者の理解や共感につながるよう、写真・図版を多数収録しています。板倉会長および関係者から提供された写真を中心に、報道機関、自治体、資料館、学校等が所有する写真を使用許可申請の上掲載しました。このほか、パブリックドメイン(著作権の保護期間が終了した作品)やクリエイティブコモンズ(著作者が再利用の許可を意思表示した作品)も数点掲載しています。

 ひとりの企業経営者の視点を通して描かれた戦中・戦後の歴史と人生観、仕事観、人間観。「地域の歴史を誰かが伝えないと昔の出来事がわからなくなってしまう」と板倉会長は自叙伝出版の意義を語られていました。本書をご一読いただくとともに、自叙伝出版を通じて、次世代に自分・自社・地域の歴史を伝えようとする方が増えることを願っています。

本書は「北海道スロウなお買い物」内にて購入いただけます。